「暮らしのモンタージュ」のメンバーでアーティストのべ サンスンが、2015年から植民地朝鮮・大田(テジョン)に生きた日本人を中心に調査し集めてきたアーカイブの記録や写真などの作品を紹介します。映像、写真、資料、ドローイングなど約10数点を展示します。
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https://livingmontage.com/wp/wp-content/uploads/2021/12/chandelier6.pdf
日程:2021年12月25日 – 27日 OPEN 12:00 – 17:00
トークイベント&映像上映会:12月26日 14:00 – 16:00
語り手:ベ サンスン / 聞き手:尾角朋子
入場料金:料金 500円 ※その他写真やカタログ販売あり
会場:Oharano Studio gallery
〒610 -1153 京都市西京区大原野南春日町544-26
企画:べ サンスン
主催:一般社団法人リビング・モンタージュ
共催:Oharano Studio gallery [ https://www.oharanostudio.com ]
TEL:080-6128-9609 / MAIL:oharanostudio@gmail.com
文化庁「ARTS for the future!」 補助対象事業
「シャンデリア」シリーズとは?
韓国、日本産の糸と京都の金銀糸からなる約10数色の多様な色の糸束をほどき、絡まりもつれ合った状態を写真として制作した。平均年齢80歳で激動の日韓近代史を生きてきた各個人のストーリーに耳を傾け、その中に残っている記憶のかけらを集めた。彼らのストーリーに光を当てるための作業だ。特に日韓近代史、戦争、終戦の過程を経た70年余りの旅程の中に絡まり合った話の糸束は、どこからが始まりで、どこが終わりなのか分からない。それらの破片に記憶のかけらを解き放した作品である。富と権力の象徴であるシャンデリアとは全く異なる立場で生きてきた人々のストーリーを展示、共有したいと思う。(べ サンスン)
べ サンスン
1997年成均館大学美術教育科(美術教育専攻)卒業。2002年武蔵野美術大学造形研究科美術専攻修了。2003年ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(版画専攻)交換留学生。2008年京都市立 芸術大学大学院美術研究科博士(後期)課程満期退学。2005年と2008年には、日本の「現代美術の展望-新たな平面の作家たち」VOCA展示に選ばれ、韓国と日本を始め、多くの国際的な 展示に参加した。 現在は京都を拠点に制作し、活動している。