寺田匡宏による連載『思考のかたち、雲のかたち』の第10回「ぼくの聖地論――光と音と開かれ性について」が掲載されました。
第10回「ぼくの聖地論――光と音と開かれ性について」
寺田匡宏『思考のかたち、雲のかたち』 第10回「ぼくの聖地論――光と音と開かれ性について」 ぼくにとっての聖地というのがこの地球上に今のところ二つあるのだが、その二つについて書いておきたくなったので書いておくことにする。書いておくとは、その土地がどういう土地なのかを書くということであり、それは、ぼくの中の聖地を文章にして、文章という形として残しておくということだ。 ぼくの聖地は、そうやって、残しておきたいと思わせるものがある。そうやって残しておきたいと思わせるからこそ聖地なのであろう。それは、自分とその聖地とのあるつながりを確認することでもあるかもしれない。…
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