CAACCS基幹研究
アジア・アフリカのイスラーム文化理解とダイバーシティ促進へ向けた取り組み ~新しい共生社会を担う世代から~
公開ワークショップ
「日本のヤングムスリム・ショートフィルム」
映像素材視聴・ディスカッション
2022年2月23日(水) 15:00〜
オンライン開催
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_4CDX-ghjR7CLdRadpVAwZQ
(どなたでも視聴できます/要登録)
企画・調査:阿毛 香絵(京都精華大学)
共同企画・映像制作:澤崎 賢一(映像作家/京都市立芸術大学)
一般社団法人リビング・モンタージュ
共同企画・調査:野中 葉(慶応義塾大学)・野中研究会
出演・制作協力:エルトゥルール・ユヌス(社会人)、長谷川護(慶應義塾大学 学生)
共催:CAACCS芸術研究「研究者とフィールドの「あいだ」で映像メディアを活用した新たな創造性」
本研究は京都精華大学2020年度学長指定課題の支援を得て企画され、2021年度は、個人研究奨励費を得て継続されています。
日本の新たな世代を担うヤングムスリムやムスリム二世の生活や活動に密着して調査研究を行うと同時に、当事者参加型の映像作品を作り、映像コンテンツ、メディア媒体が社会やアクターに与えるインパクトについても検討しながら新たな表現を開拓することを目指します。
2021年度は、コロナ渦で動きが制限される中、都内で数回インタビューと映像収録を行いました。今回のワークショップでは、その際に撮影された映像素材を見ながら、被写体である二人のヤングムスリム(エルトゥルール・ユヌス、長谷川護)、そして企画者の阿毛香絵、共同企画・研究協力者である澤崎賢一(映像作家)、野中葉(慶應義塾大学)を交えたディスカッションを行います。
- デジタルネイティブ世代の日本のヤングムスリムはどのような考え方を持ち、どのような情報を発信したいのか。
- 主体者が見えにくい「異文化理解」「多文化理解」のキーワードに封じこめられない
当事者との学術的、社会的、文化的あるいはアートや表現の分野におけるコラボレーションは可能なのか。 - 人類学的な記録映像を超えたメディア利用や研究を通した映像表現はどのような方向性を持ちうるのか。
主観・客観がせめぎ合う現代の社会科学や人類学の試みとしても、また当事者を交えた新たな映像、メディア表現の形の模索としても面白い試みだとおもいます。ウェビナー形式で視聴できますので、お時間がありましたらぜひご参加ください。