田中 樹
Ueru TANAKA
1960年北海道えりも町生まれ。弘前大学農学部を卒業後、青年海外協力隊よりケニア共和国に派遣されジョモケニヤッタ農工大学園芸学科の土壌肥料学担当講師を務める。帰国して京都大学大学院農学研究科(修士課程)入学、同(博士後期課程)中退。その後、京都大学農学部・土壌学分野、同・比較農業論分野、京都大学地球環境学堂・陸域生態系管理論分野、総合地球環境学研究所に勤務。現在、摂南大学 農学部 食農ビジネス学科 教授(環境農学研究室)、ベトナム・フエ大学名誉教授。京都大学博士(農学)。専門は、環境農学、土壌学、地域開発論。アフリカやアジアの在来知から、人びとの暮らしの向上と資源・生態環境の保全が両立するような技術や生業を創り出す研究に取り組む。第25回日経地球環境技術賞(優秀賞、2015)、第41回日立環境財団環境賞(環境大臣賞および優秀賞、2014)などを受賞。